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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の7話”次”感想【ドラ4の親リーチに対して平和のみで攻めるのはアリか?】

      2016/02/06

今回取り上げる題材は「ドラ4の親リーチに対して平和のみで攻めるのはアリか?」となります。

作中では「9巡目に親が役牌のドラを暗槓して、リーチをかける」という状況になっています。対して7話での中心人物である”トーカン”は平和のみのテンパイ。危険牌をガンガン切り、最終的にはあがってしまいます。「和了れない18000点より和了れる1000点の方が上ですから」という決め台詞も決めてます。

トーカンは作中で「僕には…見てますから。親の待ち牌も。…そしてMが本当にバケモノだって事も」

と言ってるので彼が押す事は理に適っているのでしょう。待ち牌が分かってるなら振り込む事はないですし、それなら押す方が良いのは分かりきってます。ですが、私のような頭の悪い人間は一点読みなどできないので純粋にデータに基づいて考えたいと思います。

どのくらいの点数なら攻めて良いか?

基本的には麻雀で「攻める時」と「降りる時」の判断は「攻めた時の期待収支>降りた時の期待収支」の場合です。
おしえて!科学する麻雀の60pに細かい計算式がありますが、ここで書くと長い文章になるので書きません。

今回の条件は【9巡目】【親の手役は6翻以上】【手役は平和のみ】ですね。

まず、あがった時の平均収支はロン時に2000点(リーチ棒含む)、ツモ時に2500点(リーチ棒を含む)。
対して、親の平均収支はロン時に18000点、ツモ時に24000点とします。本来は裏ドラ確率や他に手役が隠れてる可能性もありますがこの数値で十分な結果が出たので、この数値で計算します。

リーチをして追っかけた場合には、攻めた場合の期待収支は-4865点、ベタおりした場合の期待収支は-2800点。

ベタ降りした方が断然に良いという結果です。親の点数を低く見積もってこの点数なので実際にはもっと差が開くでしょう。

ちなみに「2~3巡くらいは押して~」というのも意味がありません。途中でベタ降りに移行するだけなので「-4171点~-2800点」に収まります(実際にはリーチをしてないので期待和了点数が下がる為、-4171点よりさらに悪くなります)。これが「ダマでマンガンある」というのなら期待収支は-1863点程度あるので少し押して、途中で降りるというのもありですがリーチをかけて跳満まで望める形にした方が期待収支は高くなるので(-850点程度)、素直に追っかけリーチをした方が良いですね。

つまりダマで相手の1/3の点数が見込めれば、追いかけてよいという事になります。実際には親の点数を低く見積もってますし、巡目の考慮も入れるべきではありますが、とりあえずはこう考えても良さそうです。

ちなみにトーカンさんは「待ちが分かってる=振り込まない」という事なので、期待収支は-1110点です。これならベタ降りしない方が良いですね(白目


ちなみに「1000点で流すために押して、差し込んでもらう」というのもありますが、これは私にはできないので考慮にしておりません。そういった事が出来る方は実戦していくのが良いと思います。振り込む側も-1000点ですみ、あがる側の期待収支も一度危険牌を通せば確実に上がれるという条件なら期待収支は-1000点程度になります。

「あがれるか分からないが、放銃する危険は少ないから攻める」というのは得策ではないようです。今回危険牌一つに対する放銃確率は10%と設定していますが、放銃率が5%でもベタおりの方が期待収支は高いです。放銃率が1%の牌ならこっちの方が良いですが、そもそも放銃率1%の牌はそうそうないですね。地獄単騎でこのくらいどうかくらいでしょうか。

今回の教訓

◎親の点数が目に見えて高い時は、1/3以上の点数が見込める時以外は素直に降りる。

※期待収支に関しては考えられる低い期待値、もしくは高い期待値で計算してるので多少の誤差があると思われます。

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