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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の8話”操”感想【相手の癖や心理から待ちは読める?】

      2016/02/13

今回取り上げる題材は「相手の癖や心理から待ちは読める?」となります。

前回「相手の待ちが読める」と豪語されていたトーカンさんの種明かしがされました。心理学を専門としており、相手の思考を読んだり、誘導する事によって待ちを読むスタイルのようです。

作中では2種類の麻雀セットを用意し、そこから各々テンパイ系(両面orシャンポン)を作り、先に振り込んだ方が負けというゲームをやります。イメージとしてはカイジであった「17歩」というゲームに近いですね。ちなみに私は「地雷ゲーム」と呼んでました。

このゲームでトーカンは32種類を全て通し勝ちきるという離れ技をやってのけます。(当たり牌が両面かシャンポンの為必ず2種類なので34種の内32種類のみを切る)
これが前回の話であった「待ち牌が読める」という種明かしのようです。

さらにトーカンは言動によって相手の行動を誘導する事も可能で3~4巡目で和了るという芸当もしています。34種類の中からランダムに選んで4巡目までに当たる確率は23%程度なので2回連続で4巡目で和了っても全く不思議ではないのですが、これが毎回続くようなら脅威でしょう。

ちなみにこのゲームではトーカンは相手に色々と話しかけて、心理戦のような描写があります。メンタリストのdaigoの番組を見た事ある人はこの人のようなシチュエーションがあったと思ってくれれば良いと思います。

つまりトーカンの最大の武器は相手の心理を読み取り、相手の行動を読み切ることが最大の武器という事になりますね。

Mと戦ったらどうなる?

実はこの話を見るまでは相手に全く振り込まないバトルが始まるかと思ったのですが、今回の話から見るとそういうのはなさそうです。Mは感情が欠落していますし、Mもトーカンの癖だけは読めないという話を今回していました。ただ、Mは麻雀なら感情が表現できると思ってるいう理由で麻雀をやっており、全く感情がなくなった訳ではないのでこれだけ見えるとMの方が若干不利に見えますね。まぁトーカンも人間なので最終的に癖を見抜いて勝つという展開になりそうだけど

さらにトーカンは雀仙でこういったスキルが使いにくい辛い状況でもあるにも関わらず、Mが出るまで雀仙位最短記録を所持していた訳ですから麻雀スキルも相当高いですね。もしネット麻雀でもこういうスキルを使っていたらどう使っていたのか気になるところです。タイムラグとかで見るとかMJなら打牌の強打アクションで見るとかありますけどね。

相手の癖や心理からテンパイ気配を察知して降りるべきか?

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題です。
おしえて!科学する麻雀を題材にしようとしたのに2回目にして早くも若干道が逸れてます。

ただ
おしえて!科学する麻雀でも癖や心理から読み取る事についての見解はp12,P165に書かれていますね。それでも「テンパイをしているかどうかが読める」「手牌が纏まっているかどうかが読める」程度しか読み取れないので実戦で使えるものはない、というものです。

前回の話でも少し触れましたが基本的には相手の1/3以上の点数が見込める状態でテンパイしているのなら攻めた方が得です。それで振り込んだとしても結果論。

ましてや「テンパイしてそう」といった曖昧なものならそれを基準にするべきではないでしょう。確率で80%、100%とか正確に出せるなら基準にしても良いと思いますが、それは難しいですしね。

でもそれだとなんなので実際にある程度読めたとしてどの程度影響があるか考えてみましょう。

待ちは癖などで読める?

待ちの読みに関しては「ある程度は読める」と言ってと個人敵には思います。

メンタリストのdaigoの話を少ししましたが、彼はかなり高い精度で読心術に成功してますね。ある程度熟練した人ならばこういった事は可能だとは思います。

ただ問題なのは彼でも失敗した例があるという事です。

彼は心理学を学んでおり、メンタリストとして活躍してる人。専門の知識を持った人でさえ外しているんですよね。専門知識を持っていない人が100%当てられる理由がありません。

私自身、「ある程度高い精度で読める人」という人には出会った事はあります。テンパイした時に捨て牌にある当たり牌をチラチラ見ていたというのを見られていました。ただその人が言うにも「100%当たり牌と思ってた訳ではない。でも怪しいとは思ってた」という意見でした。

実際に私はテンパイすると当たり牌が何枚残っているかは見ますし、当たり牌の色の牌を持ってきたら少しぎこちなくなったかな?と思う事は多々あります。他にもイーシャンテンになったらタバコを付ける頻度は高いと思います。ただ、これは可能性が高くなるだけで確実なものとは言えない

当たり牌にしても色が分かってももしかしたらシャンポン待ちで片方は違う色かもしれないですし、もしかしたら同じ数字だったのでぎこちなくなったのかもしれない。タバコも毎回付ける訳ではないですし、そういう癖はあるのは知っているので違う時にも火をつけるようにしています。

読みは期待収支にどの程度影響を与える?

数値でも考えてみましょう。例えば、萬子1~7、筒子3~7、索子6~9が通ってなかったと仮定します。当たりが両面(シャボ待ち含む)だと仮定すると当たり牌は16牌。当たる確率は約12.5%。

ここで萬子の3萬を切る時に少しぎこちなかった為、萬子か他の色の3の筋と読みます。待ちは1-4萬、2-5萬、4-7萬、3-6索、もしくは1,2,4,5,6,7萬、3索の片割れがシャンポンでもう片方は残った牌。これがそれぞれ均等な確率だったとすると(シャンポン待ちは片割れ一つで一つとする)、各々11%の確率。

すると放銃率は萬子の1,2,5,7と索子の3が約11.1%、萬子の4が約15.5%、萬子の6が約6.6%、索子の6が約7%、他が約2.5%という結果となります。

じゃあ、この2.5%という数値は果たして優秀な数値かというと全くそんな事はありません前回の例である18000点に対して1000点で攻めるかどうか?で考えてみましょう。

すると点棒期待値は1500点ほどしか変わらず、ベタ降りした方がましという結果です。攻めた点数が高くなれば攻めた方がましという事にもなりえますが、攻めた時の点数が上がれば上がるほど点棒期待値の差は小さくなるので、そもそもあまり考える必要がないですね。

まぁもっと両面の比率が高いだろとかそういう意見もあると思いますので両面:シャンポン=3:1に設定すると他の牌の危険度は1%。これなら攻めても良い値です。しかし、daigoさんの例でもあったように熟練した人でも外すのでやっぱり確実と言い切れるものではないのでアテにはできないですね。劇的に変わるというものでもないのでやはり重要度としては低いと認識で良いと思います。

自分の読みは確実だと思うのならアテにしても良いと思います。でも私はそこまで自分が他人を見れる人間ではないのでこういうのは基本的に無視する方向でいきたいですね。

daigoさんのように色々言葉で確認できるなら良いですけど、雀荘でそれやったら下手したら出禁です

今回の教訓

◎相手の癖や挙動に惑わされないようにする。

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