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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の9話”環”感想【平均順位から自分の実力を測る】

   

今回取り上げる題材は「平均順位から自分の実力を測る」となります。

前回ではトーカンさんの実力の秘密が明かされました。

ネット麻雀ではこのスキルは使いにくいので単純に麻雀スキルが高いだけかと思っていたのですが、どうやらトーカンさんはネットでも相手の心理を誘導、読む事が可能であるようなセリフがあります。

“M”が癖を読めないのは、トーカンが「他人に合わせて麻雀を打ってる」から。つまりネットでも他人の心理状況が分かると言ってもいいでしょう。とんでもない化物です。

まぁ考えてみれば、ただ単純に麻雀スキルが高いだけならネット上では”M”は癖を読む事ができる訳で当然と言えば当然なんですが、それにしてもとんでもないスキルです。さらにネットではその力が不十分だというのだから恐ろしい。

さて、今回の話ですが、どうやらトーカンさんは普通に”M”に勝っても意味がないのでトーナメント戦なら打ってもよいという展開になります。雀仙8人による戦い。それぞれ4人ずつで卓を囲み、上位2名が決勝進出。そして、決勝で真の強者は誰か決めるパターン。

「一回のトーナメントで実力が計りきれる訳ないだろ!!」という突っ込みを思わず入れたくなります。例えば、麻雀協会の雀王戦では一番最下層のDリーグでさえ、6節×4半荘の戦いで上位を決める。Cリーグ以上になれば、10節×4半荘の合計40半荘。

これでも誤差が出るであろうのに一回のトーナメントで決めるとか何を考えているんだと突っ込まざるを得ません。
しかし、トーカンさんは「自分が優勝することを確信し、Mも一回戦では必ずトップを確信してる」と言うじゃありませんか。

確かにこんな素敵なスキルを持ってる2人なら可能ですが、リアルでこんな事はまず不可能。
という事で今回の題材はこれです。

平均順位に対する強さのパロメーターはどのくらいか?

Mの順位振り分けは1話でも掲載されているが、1位「283」2位「37」3位「0」4位「0」。平均順位は1.11位。
あ、これは1位でほぼ確実に抜けると思われますね(白目

トーカンさんの成績はどれくらいかは分かりませんが、雀仙に到達した成績が2403戦なのでそこまで逸脱した成績ではないはずです。天鳳をモチーフにしているとも言われているのですしね。
さて、本題に入ります。

おしえて!科学する麻雀のp156には「MJ3をもとにしたプレイヤーの実力分布」があります。サンプルは300試合以上こなした人。

すると最高は「2.22位」、最低は「2.79位」という結果が出ています。これだけでもMの成績がいかに異常かが分かります
ちなみに「2.271位」以上は全体の0.1%。これだけでもこの数値を叩き出している人は強いと分かりますね。

仮にトーカンさんの実力がこの「2.22位」を持った実力だとしても”M”には勝てる気がしません。どこからこの自信がくるのでしょうか。そもそも勝ち越してるってたまたまじゃないの?と突っ込みたくなります。

仮に勝ち越してる実力が本物だとしたら、これ以上の成績をたたき出していないといけない訳ですが。
ちなみに平均順位が2.311以上なら大見栄を切って強いと言って良い数値でしょう。この数値なら全体の上位1%に入るので、適当に雀荘にいって打ったとしてもほぼ自分より弱い人です。
平均順位2.4位程度なら威張れません。全体の上位10%程なので、何人か自分より強い人がいてもおかしくないです。はい、私の事です。
雀荘の店員は合計十人くらいは雇っているので、その中に自分より強い人はほぼいる事になります。

どのくらい打てば成績は信用できるか?

冒頭で少し触れましたが、トーナメント一回で実力が測れるか!!という話をしました。
では実際どのくらい打てば、実力が測れるのか?

おしえて!科学する麻雀のp157にある。

100半荘ほど打ったとしても14人に1人は平均順位が本来の実力より0.2以上もかけ離れてしまう。
300半荘ほどやれば、0.2以上離れる人は100人に1人も出ない数値となる。ただし、0.1以上となれば、14%程。つまり、7人に1人。

700半荘もやればほぼ偏りはなくなり、1000試合やれば信頼できる数値と思っていいでしょう。
私は700半荘以上やってるので多少の誤差はあっても、2.4位程度の実力ととって良いですね。

つまり、100半荘しかやってないのに「俺は平均順位2.2位だから強い!!」とほざいてるのも滑稽なのに、たかたが1試合で実力を証明するのは無理だろうという事です。
まあ、平均順位1.11位の人だったらそれで十分なのかもしれないですけどね。

今回の教訓

◎自分の実力を知る為には700試合以上やろう

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