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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の14話”複”感想【高めがある場合にはスルーをするべきかしないベキか?】

   

今回取り上げる題材は「高めがある場合にはスルーをするべきかしないベキか?」となります。

前回は数局でGTBの癖が数局で見切れたことに驚きを隠せませんでしたが、そこは甲斐谷先生。しっかりと説明してきました。

いくら”M”でも数回で癖は見抜けない。そりゃそーだ。見抜いたら本当に超能力者だよ。
どうやらGTBは雀仙に別IDで参加し、2度目の雀仙を目指していたそうです。3年前のGTBの牌譜は知らなかったけど、別IDの牌譜なら知ってるよ!!似てるだけで同一人物か分からなかったけど、この2回の和了で同一人物だと分かっちゃったって事らしいです。

その別IDこそ「ヤネアリ」というID。そのIDなら4837回のすべての対局が頭に入ってるという。
流石”M”さん、半端ないっす。

でもここで少し疑問なんだけど、これだけの対局を覚えるのって当然リアルタイムじゃなくて牌譜を見るって事になりますよね?となるとGTBの牌譜も見れたんじゃないかと思います。まぁ多分気にしたら負けなんでしょう。

※牌譜…将棋で言う棋譜。麻雀では牌譜と呼ぶ

そして、やはり雀荘でピンポイントで当たり牌を呼んだのも癖が分からなければ無理だと思うんですが、これもおそらく”M”は雀荘で見た面子は癖を知っている人だったに違いありません。GTBの知り合いなのでネット麻雀をやってても不思議じゃないしね!でもGTB以外がわざわざ”M”に自己紹介するとも思えないけど!

そんなこんなで”M”はGTBの聴牌するタイミングさえ言い当ててしまいます。

GTB「言っておくがそういうのマナー違反だからな」

( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

今日のお前が言うなありがとうございます。

言っていることは正論ですが、この漫画でまともにマナー守ってる人っていたっけ?
11話の感想でも言いましたが基本的にはマナー違反している人ばっかりです。描写がないだけかもしれないですが、マナー守ってるのはすぶらふさんだけでしょう。まぁ漫画だから動きはあった方が面白いんですけどね。

さて、今回の題材ですが高めがある場合にはスルーをするべきかしないベキか?です。
今回GTBさんの手牌で

二三①②③12377発発発

という手牌がありました。この手牌は「良形でリーチをかけない場合は2000~7700点」なのでリーチは必ずかけます ※GTBは親
問題はリーチ後の見逃しですね。「高めだけ狙う!」という言葉も聞くので実際に調べてみましょう。

高目がある場合の見逃しについて

これは
おしえて!科学する麻雀のp44にほぼ同じような問いかけがありますね。

おしえて!科学する麻雀での手牌はこう。

七八②②⑦⑧⑨456789

GTBの手牌と点数はほぼ変わりません。両方ともリーチをかけた状態ならGTBの手牌が「2600~8000点」、科学する麻雀の手牌が「2000点~8000点」。
※教えて科学する麻雀では子で計算してる為、GTBの手牌も子での点数で表しています

これなら科学する麻雀の手牌の手牌をそのまま引用しても問題ないでしょう。
おしえて!科学する麻雀によるとやはり見逃しはかなりの損となるようです。

リーチをかけた場合には概ね6000点程度の期待収支がありますが、見逃すと期待収支は1000点程にまで下がります。(巡目によって多少の前後はあります)
5000点近くの損失ですね。5000点というと着順が一つ変わるくらいの点数です。こう考えるといかに見逃しの損失が高いか分かります。

では逆に見逃しても良い場合はあるのか?というとどうやらあるようです。

以下のような手牌の場合なら見逃しOKですね。

二三99  鳴き①②③ 東東東 123  

ドラ2

安目が2000点の手で高目が満貫の手。
この手なら10巡くらいまでなら積極的に見逃して、高目を狙うようにして良いです。これの大きな理由はやはり「フリテン解消がしやすい」という点ですね。他家から出た牌であれば、1巡たてばフリテンは解消されます。その為、大きく期待値が下がるという事はなくなるようです。

科学する麻雀には記述は見つけられませんでしたが、もちろん「ツモった場合」「他家からリーチがかかっている場合」等は和了するべきでしょう。「ツモった場合」にはフリテンになってしまいますし、「他家からリーチがかかっている場合」は和了率が下がるので和了した方がお得です。

見逃す時の基準は平均和了点数に対して、ロン牌が出た時の和了点数が上回っているかで考えるのが良いでしょう。例えば、科学する麻雀の手牌なら10巡目の先制好形ダマなら和了率は80%。すると平均期待収支はこうなります。

平均期待収支={(2000点【安目和了】+8000点【高目和了】)÷2}×0.8=4000点

安目で和了した場合には2000点なので平均期待収支より低いですね。その為、見逃した方が良いという事になります。

ではこれが2000点と3900点だったらどうでしょう。

平均期待収支={(2000点【安目和了】+3900点【高目和了】)÷2}×0.8=2360点

この場合でも若干見逃した方が期待収支は高いようです。まぁここまでくるとほぼ変わらないので和了しても問題ないとは思います。

次に満貫、ハネ満で考えてみます。

平均期待収支={(8000点【安目和了】+12000点【高目和了】)÷2}×0.8=8000点

同等の点数にはなりますが、このくらいの点数になると素直に和了した方が良いですね。そもそもこれは”先制”という条件なので、相手がダマにしてる等で本当に先制で聴牌しているかどうかと微妙な場合もありますし。

このように考えると【1000点~8000点までの手で高目と安目に2翻以上の差がある】&【10巡目までである】という条件ならスルーしても良さそうです。

今回の教訓

◎【1000点~8000点までの手で高目と安目に2翻以上の差がある】&【10巡目までである】という条件ならスルー

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