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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の18話”理”感想【総合的に判断するとは?】

      2016/04/23

今回取り上げる題材は「総合的に判断するとは?」となります。

前回はトーカンさんが絵を利用した心理ゲームを行い、人には無意識の習性があると指摘しておりました。そして、トーカンさんはこの対局でトップを取ると公言します。ここのキャラ本当に煽ってきますね(白目

当然、他の雀仙はトーカンにだけは勝たせなくないという感情が芽生えます。そりゃそうだ。
そして、リーチの即消しやツモ飛ばしを行いトーカンに不利になるように仕掛けます。その結果、東3局の時点でトーカンが最下位。

他の雀仙は煽る煽る。たかだが東3局終わっただけで「何を煽ってるんだ、こいつら」と思わなくもないですが、そこは突っ込まない事にしましょう。ついでに言うと、一発消しという事は「トーカンさんリーチかけるんだね」と思った読者は私だけではないと思うのですが、そこも突っ込まない事にしましょう。突っ込んでるようなものだけど

そんな煽りにもトーカンさんは煽りかえします。

「どうぞ。いくらでも笑ってください。笑えるのは今のうちなんで」

煽ってきますねー。この人達は煽らないといけない縛りでもあるんでしょうか。もしかしたら煽るのは礼儀なのかもしれません。

さて、話を戻してその言葉通りトーカンはその後、和了し続け2着に5万点近くの差を付ける圧勝。わーすごーい(棒
“M”もそうですけど、トーカンの和了率もとんでもない事になりそうですね。この二人が卓を囲んだら、他の人など和了れる余地がなさそうです。実際に和了れないんでしょうけど。

そして、今回の話を見るとトーカンさんはどうやら捨て牌読みで当たり牌を読んでいるようですね。ツモった牌が「快」か「不快」を判断して牌構成を読んでいくようです。実際にトーカンさんが行っているパターンは、「ツモ切り」「不快」「快」「超快」の4種類のようです。ここからどう読んでいくかはおそらく来週以降に解説が出ると思うので、そこまで楽しみにしましょう。

という事で今回は捨て牌読みが可能か?ってところに触れようとしたんですが、おそらく来週以降にもっとふさわしい回がありそうな気がするので、今回は「総合的に判断するとは?」という題材でいこうと思います。

総合的に判断するは間違っていないが答えがない

この漫画ではおそらく出る事はないであろう総合的に判断するという言葉。
麻雀だと教えられる時によく聞く言葉なんじゃないでしょうか。

「同じ手牌でも親と子、卓の捨て牌状況によって変わるから、何を切るかは”総合的に判断する”事が必要」
「リーチがかかっている時に押すか引くかは”総合的に判断する事”が必要」

なんかがありますね。
これは間違っていないと思いますし、実際その通りだと思います。でも「じゃあオーソドックスにはどうするの?」って聞くと「だから総合的に判断するんだよ!!」って返答がだいたい返ってきます。

これは仕事等でも経験した事がある人が多いのではないでしょうか。例えば、営業の仕事では「どうやったら業績を上げていけるか?」という問いに対して、「お客様の個性がそれぞれあるから、それに合わせて柔軟に対応していく事が大事」なんて言葉ですね。

「それが分からないから聞いてるのに、それじゃ答えになってねーよ」って思った経験がある人は何人かいるんじゃないでしょうか。私もその1人だったりしますw
ただ、私がある先輩の言葉を聞いた時はこれは確かにその通りだなって思える教えがありました。

「お客様が10人いたら7人に好かれる営業マンになる事」

例えば、学校で「元気がある」「ちょっとキザっぽい」「話し上手」「馬鹿っぽいところもある」なんて人は人気者になりやすいですね。もちろん、そういう人が嫌いな人もいるでしょう。しかし、「人気者になる為にはどうしたら良い?」という問いに対しては、上記のような事をやるのが正解ですよね。

営業なら一人一人のお客様を大切にしないのは間違ってる!!という意見もあるかもしれないですが、業績を上げるって意味では「10人いたら7人に好かれる」のを目指すのが分かりやすいです。実際どっちが成績に直結しやすいかと言ったら、こちらでしょうしね。

もちろん麻雀でもそうなります。麻雀で成績を上げる為に”総合的に判断する”という意見ではどうやったら強くなるのか分かりません。判断する基準がないですからね。

おしえて!科学する麻雀では、p22にその事があります。

一般的にどうするかという「答え」を持ってから、総合的に判断するという事が必要という事ですね。
「何切る」問題が良い例ですね。

最近では少なくなりましたが、「点棒状況」「捨て牌状況」と言った情報はなく、ただ単に牌姿だけを見て答える問題があります。こういう問題が出ると、「点数状況によって異なる」「捨て牌によって異なる」なんて意見は必ずと言って良いほど出ます。実際にこれらの意見は間違っていないのですが、答えは出ないので麻雀がうまくなろうとしてる人には何の参考にもなりません。

例として上げるなら、

二三3556778②②④④④

こういう牌姿があったら何を切りますか?という問題なら、多くの人が5を切ると答えるでしょう。
しかし、「4が4枚切れです」という条件が加われば、3を切る人が多くなるでしょう。

上は一般的な回答、下は捨て牌状況などを総合的に判断した回答。
どちらも正解です。

でもまずは上手くなるのは上記のような手牌があった時に5を切るという「一般的な回答」を知った方が技術は向上する気がしますよね。なぜなら、この牌姿で5を切った方が良いという事を知らなかった場合、この答えを知れば多くの状況で牌効率が良くなりますから。

総合的に判断するというのは決して間違いではないですが、まずは一般的な回答を身につけるのが麻雀を上達するのには良さそうです。

今回の教訓

◎総合的に判断するというのは間違いではないが、一般的な回答を身につける方が技術向上はしやすい

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