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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の20話”勘”感想【他人のデータを取り、打ち筋を見極める事に意味はあるのか?】

      2016/05/22

今回取り上げる題材は「他人のデータを取り、打ち筋を見極める事に意味はあるのか?」となります。

前回は順平がなにやら”M”が勝つための秘策を思いついたという場面での終了でした。

実際にどういう事をするのかと思えば、”すぶらぶ”と”かぶらやおー”と常に同卓してる状態を作りだし、”M”のデータ分析を助けようというもの。
その為に順平はプレパーティと銘打って、”トーカン””すぶらぶ””かぶらやおー”の3人が同卓する場を作りだします。2か月分の給料を払い、その場を提供する順平は素直に凄いですね(小並

1半荘目はトーカンの一人舞台。
トーカンは+80という成績をたたき出します。ルールがイマイチ分かりませんが、「オカあり」「順位ウマあり」でしょうかね。順位ウマの点数にもよりますが、だいたい65000点くらいのトップを取ったと考えて問題ないですね。トーカンさん強いっす。

※オカ…トップ賞のようなもの。30000点が原点ならば、25000点持ちにするとオカは20000点あり、トップが取る。。

普通、60000点近くのトップなら雀荘によってはコールドゲームになってしまうような点数ですしね。
こんなトップを取られては”すぶらぶ””かぶやらおー”は雀仙の名が廃るという事で再度、対戦を望みます。これこそが順平の狙いで半荘10回程のデータを取って、”M”を手助けしようと考えます。

しかし、その意図はあっさりトーカンさんに見破られ麻雀パーティはお開きに。流石トーカンさんと言いたいところですが、そもそも決勝前にほぼ決勝メンバーで打つってどうなんだと言わざるを得ないですよね。高校野球の強豪校などは県内ではあまり練習試合をせず、県外の学校と試合をする事が多いと聞きますし。もちろんそれはデータを取られないからですね。

じゃあ、麻雀ではどうなんだってところにいきつきます。8話でも述べたように他人の癖など正確には掴めないので癖を見抜く事とかはどうでもいいです。

ただ、「同じ人とずっと打って傾向を掴む事に意味はないのか?」ってところに今度は焦点を当てていこうと思います。例えば、「混一色を狙いまくる」「マンガン以上はダマにする」「カンチャンとシャボの選択だったら必ずシャボを選択する」と言った打ち筋ですね。こういう傾向を見極める事は重要な事なのか?

という事で今回の題材は「他人のデータを取り、打ち筋を見極める事に意味はあるのか?」です。

他人の打ち筋を見極める事

まずパッと思いつくのだと、「混一色を狙いまくる」「マンガン以上はダマにする」「カンチャンとシャボの選択だったら必ずシャボを選択する」等が打ち筋の傾向としてあげられるでしょうか。

結論から言うとこれらの事は気にしなくも良いという結論になります。

例えば、「混一色を狙いまくる」であれば、対策としては「必要牌を絞る」といった事が考えられるでしょう。しかし、麻雀において「相手の必要牌を絞る」というのは「自分が損するだけ」であまり意味はありません。まぁ絞られた相手も損しますが、それでも自分と絞られた相手が損する状態です。

そうなると当然、残りの二人は「得をする」訳ですから点棒収支期待値は下がってしまします。

「マンガン以上はダマにする」にしてもダマはほぼ読めませんし、「カンチャンとシャボの選択だったら必ずシャボを選択する」というのも毎回その状況になる訳ではありません。

これらの事は
おしえて!科学する麻雀に概ね書いてありますね。

特に「混一色を狙いまくる」とかだと絞りたくなってしまう人がいますが、4話の役満での話題でも触れたように「損する部分は皆と共有する」方が良いです。そして、何よりも先制リーチが強いこのゲームでは自分の手を遅くする「絞る」という行為は自分を損させるだけですね。もちろん、自分の手牌が全く和了できなさそうなら絞っていけば良いです。

では他人の打ち筋は全く気にしなくても良いのか?と言われれば、そうではありません。
シンプルなもので注意しておくべきことは「振込みをしやすい人物かどうか」です。

これによって自分の打ち筋は多少変わってきます。

これについてはおしえて!科学する麻雀でのデータは不特定多数の人のデータを集めているので、当然振込率が低い人も振込率が高い人もいます。

しかし、実際にはリーチがかかったらベタおりをしてなかなか振り込まない人だけの卓になれば、和了率は当然下がるので期待収支は下がります。逆に聴牌していないのにどんどん危険牌を切ってきて振り込んでしまう人が多ければ、期待収支は上ります。

このように「相手が振込み率が高い人かどうか」を知る事は意外と重要だったりします。

おしえて!科学する麻雀でも振込をあまりしない面子なら「マンガンでダマ」。そうでないなら「マンガンはリーチ」等と差を付けています。

もしオリも知らないような面子と打つならそれこそ倍満でもリーチした方が期待収支は高いです。このように相手によって打ち筋を全く変えないという事はないので、相手の打ち筋を見る事は全くの無駄ではないですね。

ただ、それでも変えるのは「リーチをかける基準」くらいなもので「相手の打ち筋からの待ち読み」や「捨て牌の傾向からの狙い撃ち」などはほぼ当たらないので、それができるという人以外はそういうのは気にする必要はないですね。

今回の教訓

◎相手の振込率によってリーチをする基準を変えていく

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