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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」の23話”嵌”感想【鳴きやダマに対する押し引き】

   

今回取り上げる題材は「鳴きやダマに対する押し引き」となります。

前回はどこぞのキャバの写真でも見せられてるような光景になって、トーカンさんの作戦を潰す作戦にでました。しかし、その本当の狙いはトーカンに待ちを読ませない事ではないというところで終了です。

しかし、目を隠してもトーカンは相手の待ちを読み切りガンガン押してきます。30%もあるのに読み切るなんてトーカンさん凄いですね(棒
それでも”M”も抵抗し、4200点を和了。役はタンピンドラ1。普通の人ならリーチをかける場面というのは何度も触れてきましたが、ここは超人達の場です。リーチをかけて、手牌変化をなくす事など愚行なのでしょう。

もしリーチをかけようものなら

リーチで蓋をしていいのか?

そんな言葉が某麻雀漫画から出てきそうです。
ちなみにトーカンさんは親を蹴られて不満そう。

トーカン「ちっ。4200点ごときで俺の親を蹴りやがって

もうね、こんな言葉が出ると小物臭がどんどんしてきてどうしようもありません。トーカンさんの負けフラグがビンビンに立ってます。
というより、4200点を「ごとき」と言ってしまうのは流石にいかがなものかといった感じです。

7話を始め、他のところでも度々触れまてますが、待ちが良形であれば、概ね1/3の点数があれば基本的には押した方が得です。4200点という点数はほとんど場合1/3の点数を満たす条件なので決して低い点数ではないです。

さて、そんな小物臭がどんどん出てきたトーカンさんも500・1000で軽く和了していきます。このままトーカンさんが逃げ切るかと思いきや(実際には”M”が逆転する気配満々ですけど)、”M”が3倍満を”すぷらふ”から和了!!

【清一色、一気通貫、ドラ×5(鳴きあり)】とまぁ振り込んだら「なんでそんなのに振り込むんだよ!!」と突っ込まれそうな役です。ドラ色でしかも鳴きが入ってますからね…。

当然、トーカンさんも激怒。すぶらふさんにブチ切れます。
うわー、トーカンさん器がちっせー…。

しかし、これこそが”M”の策略。”すぶらふ”は一つの事に集中すると他の注意力が散漫になるという”癖”がある。それを利用して”目隠しをさせる事に意識を集中させ、他の人への注意を散漫にさせた”という事です。
これは個人的には凄く分かります。私も目立った動きがあると他家の注意は散漫になって、振り込む事は多々ありますしね…。つまり、トーカンが無理に読まなければ、こうはならなかったという事です。

まぁ誘導尋問してくる人がいれば、警戒もするし、何とか読ませないようにするというのは確かに分かります。私ならやってくる人に嫌悪感を抱くのでさらにその人に意識が集中するでしょうねw

この和了で”M”はトップに躍り出ます。そして、局面はオーラスへ。
この局を和了した人が”真の無敵の人”となるといったところで幕引きです。

ちなみに社長はこの”M”の作戦を読み切っていたのですが、その理由が実は社長も”M”と同じ脳に障害を持ち、超人的な記憶力を持つ持ち主だったという事です。

な、なんだってー!!

これは社長がラスボスフラグですね、分かります。

さて、今回の題材は色々とネタにできそうな事がありますが、今回はすぶらふさんが鳴いた”M”に振り込んでしまったという事で、【鳴きやダマに対する押し引き】にしようと思います。

鳴きやダマに対する押し引き

これは

おしえて!科学する麻雀のp76にあります。

書いてある内容は、「鳴いた相手に危険牌を切る時の平均支出」で書かれていますが、これだと押し引きの基準が少しわかり辛いなと思ったので科学する麻雀の書き方とは少し違います。ただ言ってる内容はほぼ同じだと思います。(間違ってたらすいません!)

まずは鳴いているときの平均聴牌率は以下のようになります。

鳴き時の聴牌率
引用:おしえて!科学する麻雀78Pより

0~3巡目の時の1鳴き時と3鳴き時が0%となっていますが、おそらくこれはデータが少なかっただけと思われます。基本的には鳴きが多くなったり、巡目が進めば、聴牌率は高いですね。

そして、ここから相手の手の平均点数を見積もります。リーチがかかってる状態なら親は8500点、子なら6000点という条件でした。しかし、鳴きの場合には聴牌してるかどうかも分かりません。なので、基本点数に聴牌率をかけてやると平均点数が出てきます。

計算式は、

相手の予測点数×聴牌率平均点数

相手の予測点数が8000点で10~13巡目なら、「8000×0.54」で約4000点の手であるという判断ができるという事ですね。つまり相手の手が満貫に見えても、聴牌してるかどうかも分からないから良形なら1/3の点数である2000点の手でも十分に押せるという事になりますが、4000点の手に対して2000点で押すと実は期待収支は降りた方が期待収支が高いので2000点の手では押せないです。

このへんはまだ触れていませんでしたが、あまりに自分の点数が低いと1/3の点数があっても降りた方が期待収支が高くなるという例です。リーチ平和なら平均点数は約3500点あるので、これなら十分ですけどね。リーチのみだと弱いといったところです。
あと、上の図は「鳴いた瞬間の聴牌率」なので手替わりすれば当然聴牌率は上がるので、そこも警戒が必要ですね。

そして、ここで問題なのが「相手の予測点数」をどう求めるか。
場に見えてる確定の役をカウントするのは当然ですね。そして、ドラが自分の目から一枚も見えていないのなら「山を含め均等に分配されてる」と見た方が無難でしょう。

他は混一色、トイトイ、清一色など分かりやすいものだけカウントするのが無難ですね。
例えば、役牌を一つだけ鳴いてる状態で10巡目。ドラが一枚も見えてないという状態なら、山を含め見えてない牌は83牌。赤ドラもありのルールでドラが7枚あるとしても、平均1枚程度ですね。

これで他の複合役がないように見えるなら、相手の予測点数は2000点ちょっとと考えられます。実際には隠れ役(役牌、三色等)とかがある可能性はあるのでもう少し点数は上がりますが、それでも1.5倍くらい点数が上がるくらい見積もっておけば十分でしょう。

つまり役牌1鳴きなら予測点数は3000点程度という事ですね。そして、相手の10巡目なので相手の平均点数はこの半分。1500点程度という事になります。これなら聴牌していればほとんど場合で押した方が有効でしょう。もちろん、聴牌している場合という条件は忘れてはいけませんし、巡目が深くなってもドラが見えないようなら相手がドラを持っている可能性は高くなるのでここは注意が必要ですね。

ちなみに相手がダマの場合はどうするか?についてですが、ここについては無視するのが無難なようです。聴牌してるかどうかも分かりませんし、相手の点数も予測がつかないので振り込んだら運がなかったと諦める方が良いです。

これから言える事は鳴きやダマに対しては必要以上に警戒する必要はないという事ですね。
3900点の良形であれば、だいたいの場合押せます。3900点って偉大ですね(

今回の教訓

◎鳴きやダマに対しては必要以上に警戒しない。3900点以上の手であれば概ね押した方が良い

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