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週刊少年マガジン連載 「無敵の人」を見ながら麻雀の上達する 【漫画感想】 

『LIAR GAME(ライアーゲーム)』や『ONE OUTS(ワンナウツ)』で有名な甲斐谷忍先生の麻雀漫画「無敵の人」についての感想になります。

麻雀と言えば、非常に運が強い要素で「無敵」を維持のは非常に難しい作品となっています。ですが、本作では「癖(本作品ではへきと読んでいる)」や「読み」を駆使して、限りなく実力に近い演出としている作品。その実力は成績で3着以下は取っておらず、沈んだことも一度もないという成績

運の要素が非常に強いと言われる麻雀で「無敵」を演出していく事に興味がある作品です。

管理人の麻雀の実力

ちなみに私の麻雀の実力は麻雀格闘倶楽部日記
この成績は麻雀格闘倶楽部において、上位12~13%に入るくらいですね。中級者と言われるレベルです。ある程度、麻雀の定石を知っていれば到達できるレベルですね。私は全ての定石を網羅している訳ではないので、この程度に収まってます。なお、この場合の定石とは、「間4ケンは危ない」「リーチ宣言牌のそばは危ない」と言ったものではなく、
科学する麻雀 (講談社現代新書)に記されている定石です。データに基づいた理論となっており、信頼性はかなり高いものとなっています。

実際、私がこの本の存在を知ったのは雀荘で働き始めて数か月目の事です。「安牌がなく、攻められる手でなければ暗刻から切っていく」「先制両面テンパイが入ったら、リーチをかける」と言った今まで知っていた麻雀の知識が覆された本でした。こういった定石を実践するようになってから成績が上昇し、上記のような成績を残せるまでになりました。

もっとしっかり理解していれば、もう少し成績は伸びると思うのですが、理解できていない部分も多数あるので仕方ありません。 今回、「無敵の人」の感想を書くにあたって、
科学する麻雀 (講談社現代新書)を分かりやすく書き直した、
おしえて!科学する麻雀を購入し、再度勉強しなおしながら、「無敵の人」の感想を書いていきます。

ちなみに買ってみようと思う方は、
おしえて!科学する麻雀を購入する方が良いでしょう。こちらの方がかなり読みやすい内容となっています。

管理人が「無敵の人」についてなぜ感想を書くか

まず、この作品の感想を書こうと思って経緯ですが、まずはこの作品が「突っ込み所がある作品だなぁ」って事からだったします。この作品の主人公の一人である通称「無敵の人」である「M」は、持ち前の記憶力で相手の「癖」を見抜き、相手に振り込まないという能力者です。

特殊能力者というと真っ先に浮かぶのは、
咲
「咲-Saki- 」ですね。他にも「ムダヅモ無き改革」「兎-野性の闘牌-」等があります。

「無敵の人」はここまで露骨な能力者ではなく、「天牌」や「むこうぶち」の能力者に近い感じですね。「天牌」や「むこうぶち」は普通に打ってるように見せかけて、「1点読み」や「流れ」を駆使して、相手を蹂躙していきます。「無敵の人」は題材的に「流れ」といった運の要素は限りなく排除している作品ではありますが、「1点読みが”常にできる”」という常人では考えられないようなスキルを駆使してくるので十分に能力者です。

話が少し脱線しましたが、こういう能力について「突っ込み所がある」という訳ではありません。麻雀漫画はこういうスキルがあった方が面白いですし、むしろない作品の方が珍しいでしょう。個人的には「咲-Saki- 」「ムダヅモ無き改革」「兎-野性の闘牌-」等は好きな作品ですしね。

ただ、「3着以下が一度もない」というのは少し無理がありますよね。Mの能力は、

尋常な記憶力

これだと思います。これによって、相手の癖を見抜き、待ちを読む。
ですが、この能力だけではどうしようもできない事があります。簡単な例を上げると、

東一局で誰かが飛んでしまう事

麻雀ではこういう事があります。こうなると席順で3着になってしまう事もあるんですよね。その為、並外れた記憶力を持って相手に全く振り込まなかったとしても3着になってしまう事は何度かあるという事になります。

もちろんこの事については完全に「難癖」です。おそらく甲斐谷忍先生もそれは分かった上で「3着以下がない」と表現されていると思われます。「LIAR GAME」甲斐谷氏 麻雀漫画への挑戦のインタビューでも「麻雀を知らない読者も半分以上いる。基本は少年誌らしく、です。」と言われているように、「分かりやすい強さ」を演出させる為だと思われます。もし、3着や4着があったら「本当に無敵と言ってよいのか?」って突っ込みが入りますしね。

興味を持ったのは「突っ込み所がある作品」という事に間違いはないですが、この作品の感想を書こうと思ったきっかけは「第7話」にある「ドラ4が確定している親のリーチで、危険牌を押して平和のみで和がる」という描写からです。「無敵の人」に出てくる強い人は待ちが読める特殊能力者なので押していますが、待ちが読めない場合にはどうするべきか?普通に考えれば、「オリる」という選択肢だと思います。

でもデータ的に見たらどうなのか?と言われたらすぐには出てきませんでした。要は科学する麻雀の内容を結構忘れていた訳です。
ならば「しっかり調べてスッキリしよう!」という事で「おしえて!科学する麻雀」を購入して、せっかくだからブログに纏めようという経緯になります。

長くなりましたが、下に順次感想リンクを追加していくので興味がある方はどうぞ。
ただし、私も勉強しながら書いてる部分があるので間違いもあるかもしれません。なるべく「科学する麻雀」の定石に沿って書いていく事は努力していきますが、もし「科学する麻雀」に沿わない考察結果があるようでしたらご指摘を頂ければと思います。

「無敵の人」感想一覧(毎週土曜日更新予定)

1話”M”感想【麻雀というゲーム】
2話”友”感想【先制リーチの重要性】
3話”癖”感想【オリの重要性】
4話”転”感想【役満に対する扱い】
5話”西”感想【オリに対する考え方】
7話”次”感想【ドラ4の親リーチに対して平和のみで攻めるのはアリか?】
8話”操”感想【相手の癖や心理から待ちは読める?】
9話”環”感想【平均順位から自分の実力を測る】
10話”謀”感想【牌の危険度】
11話”涙”感想【和了率と振込率から測る平均順位】
12話”攻”感想【七対子でリーチをかけるかどうか】
13話”晒”感想【悪形の最終形はダマか?】
14話”複”感想【高めがある場合にはスルーをするべきかしないベキか?】
15話”同”感想【親の連荘期待値】
16話”懸”感想【ツモり四暗刻はツモリにいくべきか】
17話”理”感想【麻雀で持ってしまう錯覚】
18話”理”感想【総合的に判断するとは?
19話”考”感想【捨て牌は可能か?】
20話”勘”感想【他人のデータを取り、打ち筋を見極める事に意味はあるのか?】
21話”越”感想【聴牌で手変わりを待つかどうか】
22話”狙”感想【手替わり待ちをして良い条件】
23話”嵌”感想【鳴きやダマに対する押し引き】
24話”決”感想【迷彩について】
25話”?”感想【麻雀を4人のゲームか5人のゲームで考えるか】
26話”専”感想【鳴きで和了する重要性】
27話”頼”感想【流局間際のリーチについて】

公開日:
最終更新日:2016/10/07